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さあ、どこに行こうか?カメラとあたしと日々のこと |
少し前に 港で 街中ミュージアムというニュアンスのものをやっていました 街のふとしたところにあるそれらを 地図を見ながら スタンプラリーのようにたどる いつだって あたしは そういうことが 好きです ある空き店舗に つりさげられていた 上の作品 今となっては どなたの作品なのかわからないので 載せるのを躊躇いましたが 淡い色が 見ていて 響いてきたので ここにも載せてしまいます
| 2009.03.05 Thursday | SX-70 | comments(0) |
昔話を 少し あたしが 春日じいと出会ったのは 8年前 16歳 色々な人の都合が重なって 流れ着いたあの場所で 初めて交わした言葉をよく覚えている それが 始まりだったから
周りはいつも 人で溢れてた 自分たちの利益や立場や謙遜や尊敬や卑屈さ畏怖 彼の歩いてきた道が 周りに壁を作らせた 自分で一つ一つ夢中で積み上げた石の塔が あんまりにも高くなりすぎて 遭難してしまったんだよ と笑って話す あたしは どう言えばいいのかわかんなくて よくその言葉を笑い飛ばした 馬鹿だねって
それが いつだったか はっきりと 覚えてる いつもと同じ調子で 馴染みの扉をひいた先 出迎えに立つ彼 見た瞬間 かすかな違和感を感じた なにもおかしな所も 変わったところもないのに 心がざわっとした 7月の終わり 梅雨も明けた 夏の始まり 湿気で空気が重たかった 風鈴が ちりちりと音を鳴らしていた 気のせいだと だましだまし その日その時間を過ごした 別れた後も あまりにもくっきりと ナメクジの通った後のように ぬめぬめとした気持ちが張り付いていた もう あの時には 始まってい たんだ
数日前の真夜中に 報せが届きました
誰かと 春日じいのことを語りたい 彼は居たのだと 確かめあいたい でも 春日じいを知っている人が どこにも居ない 春の日に会った 友人 法律で固定された名前は 彼を知らない人にする あたしの前でだけ 存在する形だった でも それが あたしにとっての彼の全てだった
誰かに 知っていてほしい 一瞬でもいい なにかを感じてほしい から あたしには 春日じいって言う 大好きな友達が居たよ 日本酒が大好きで 銀杏がいっぱい入った茶碗蒸しが大好きで 季節をとわず 目を輝かせてリクエスト 夏なんて大汗だよ のんびりと 肩の力を抜いて なんにも気取らない だらーっとだらしなく カラフルな喜怒哀楽で 誰よりも 根気強く あたしに付き合ってくれた人 年齢の差なんて 感じなかった あたしとあなたが1歳2歳違っても自然な様に
あたしの 横で だらりとくつろいでいた 彼を あたしは想う
けれど 今までもそうだったように これから先もあたしは というか誰もが 幾度となく この容赦ないものに 突き当るだろう それでも あたしは 生きていくし 家の外に出れば 梅は咲き 時間は春へと止まらずに進んでいく 相変わらず カメラ片手に出かけるのはやめない たくさんの友達の横で 笑っていく ただ今だけ 今だけは 勝手に涙が出てくるのは もう どうしようもない まだ しばらくは おかしいと思うけど おかしいのなんて 今までもそうだったなぁと思いつつ いつもに 限りなく似せた日々を重ねて そうやって いつものあたしに戻って行くんだと思います
でも 誰かに知ってほしかったんだ 確かに居たんだってこと 誰も知らない あたしの大切な人を 出会ってから一緒に過ごした時間が 今は夢のように ゆらぐ あたしの記憶の中にしか 春日じいという名前の人は 居ないということが どうしても 耐えられない 手当たり次第 そこら中の人に話して聞かせるのは 難しいから 無理やりな 一方的な ズルイ手を 使いました
| 2009.03.11 Wednesday | - | comments(7) |
今日は見事な花見日和 なーんてことはなく 風はびゅんびゅん 桃色は僅か ちょっと早過ぎた見たい でも なんだかんだ とても笑った もともと花よりなんたらなので 笑いがあればそれでよし 花はまた来週まで待とう 逃げやしないさ 高校時代からの付き合いの 愉快な仲間たちの 誕生日祝い 付き合いももう9年になるけど そういやこうやってちゃんと祝ったのは初めて どんだけ付き合いが長くても こうやって ひょっこりと 新鮮な出来事があるのは とても いいこと だと
| 2009.03.28 Saturday | SX-70 | comments(0) |
好きなアーティストが約2年ぶりにだした 新しいアルバム
期待がむくむくと 大きくなるのは しょうがない だって 好き なんだもの だからさ 申し訳ない あたしの期待が 過剰すぎたんだね だから 余計に がっくりしてしまったのかも 残念だぁ あたしの好みストライクな声は相変わらず ど真ん中だった でも なんだか ぜんぜん 耳に入ってこないんだもの あぁ 悲しいなぁ もっと もっともっと 聴きたかったのになぁ
| 2009.03.29 Sunday | 音楽 | comments(1) |
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